カンパノラ、漆で星空や茜空を表現したミドルサイズの2モデルを発表
カンパノラは、コレクションの中で最も小さい直径36mmのケースを採用し、星空や茜空を漆で表現した文字盤が特徴の2モデルを発表した。「俐月(りつき)」と「燈寧(あかね)」は、ムーンフェイズを搭載しており、2022年2月9日(水)から発売開始予定だ。
伝統技法を堪能できる2モデル
カンパノラは、星空や茜空を漆で表現したムーンフェイズ搭載の「俐月(りつき)」と「燈寧(あかね)」の2モデルを発表した。本作は、カンパノラのコレクションの中で、最も小さい直径36mmのステンレススティール製ケースを持ち、ユニセックスで着用できるサイズ感が魅力だ。
「俐月(りつき)」の文字盤には、星々がきらめく夜空を黒漆と螺鈿で表現しており、また「燈寧(あかね)」は、夕暮れ時に染まる美しい茜色の空を朱漆と金属粉で表現している。6時位置には、59日で1周動作するムーンフェイズ機能を備えている。
ムーンフェイズを6時位置に配置し、それを囲むような馬蹄形のパーツには、朔望月(月の満ち欠けの1周期)を記されている。
このムーンフェイズには、神話をもとにした絵画「ヴィーナス誕生」や「眠れるヴィーナス」に登場するヴィーナスの表情をモチーフに、カンパノラオリジナルで描いている。29.5日毎に入れ替わるこのヴィーナスの表情によって、針の動きとは異なる時間の流れを感じることができるだろう。
カンパノラ「ムーンフェイズ 燈寧(あかね)」
クォーツ(Cal.6324)。月差±20秒。電池寿命約3年。SSケース(直径36mm、厚さ10.1mm)。日常生活用防水。27万5000円(税込み)。2022年2月9日(水)発売開始予定。
本作のために用意されたサテン風の合成皮革ストラップは、シルバーカラーのケースに黒を基調とした「俐月」にはブラックカラーを、サクラ色のケースに朱色を基調とした「燈寧」にはバーガンディカラーのものを合わせている。
風防には光の反射を抑えて文字盤を見やすくする、シチズン独自のクラリティ・コーティングが施されている。球面状のサファイアガラスを通して、漆仕上げの美しい文字盤やムーンフェイズの表情を堪能できる。